
第5話のあらすじ
北京よりはるか西方にある西域でホチントンの父親が部族長を務める部族の
集落に追風七騎が襲いかかり、西域七部族が同盟の誓いを記した同盟書を
盗んでいく。この事件によりホチントンの父親・ムジョルンは他部族からの
信頼を失いかねない事態に陥り、他部族の追及によって3カ月以内に取り
戻すことを約束する。
ムジョルンとホチントンの必死の捜索にもかかわらず追風七騎の行方は
つかめずに焦りだけがつのる。
その頃、于万亭は西北大将軍・兆恵の弱みを握り、兆恵を意のままに操る
ことに成功する。そして兆恵に命じて配下の弘安をムジョルンの部族へ
使いに出させて、その帰路に弘安を西域部族の仕業に見せて殺害する。
弘安は清朝の鄭親王の息子であり、弘安の死を知った鄭親王は乾隆帝に西域
への出兵を願い出て、さらに皇太后にも働きかける。
乾隆帝は軍費がかかることに出兵は渋るが皇太后や親王の圧力に出兵は
避けられない事態になる。
于万亭は西域部族と清朝の間に軍事衝突を引き起こし、清朝打倒の引き金に
しようと企んでいるのであった。
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