先週、出張から戻り、自宅に帰ってきたら、金庸先生のデビュー作である
『書剣恩仇録』の武侠ドラマのDVD−BOXが届いていた。
待ちに待った『書剣恩仇録』のDVD。
嬉しさのあまり小躍りしつつ、今回の出張のお供に持ってきたので、
早速観賞することに。
4話までの簡単なあらすじ。
時は清朝。時の皇帝・雍正帝が没し、乾隆帝が即位する。
乾隆帝の即位で皇太后となった雍正帝の皇后は、御前侍衛の李広平に
既に引退していた雍正帝の信頼厚かった忠臣・陳世棺一家の殺害を
命じる。おなじころ雍正帝の崩御をしった陳世棺は夜半に急いで
屋敷から逃げ出そうとするが、李広平の配下に襲われ殺害されて
しまう。陳世棺の夫人も同じように殺害されるところだったが、
陳家に庭師として仕えていた于万亭によって助けだされる。
命拾いした陳夫人は、于万亭に息子の陳家洛を養子にして面倒を見て
欲しいと懇願する。
于万亭は実は雍正帝の弟で兄である雍正帝から豚と改名され追放され、
于万亭と名を変えて清朝に意趣返しする機会を狙っていたので、
表向きは陳世棺の恩にこたえるためといって陳家洛を義理の息子に迎える。
が、しかし陳家洛の出生にはある秘密があって、それを後々利用したかった
于万亭にとって願ったりかなったりの話であった。
于万亭は、陳家洛に武芸を仕込むために西域へ連れていき、天池怪侠と
呼ばれる袁士霄に弟子入りさせる。
そして于万亭は陳家洛を袁士霄に預けておいて、反清複明と目的とした
紅花会を立ち上げるべく、江湖の豪傑達を誘ったり、あるいは策略でもって
仲間を集めはじめる。
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